STORY飯島康夫ストーリー

1988.12.14

高校からバスケをはじめる

5段階評価で1を量産し警察にお世話になったヤンチャ時代

高校1年生のころの飯島康夫

高校に入学した時は金髪ピアスで5段階評価は1を量産。退学も危うく、何度も校長室と警察署にお世話になりました。バスケも勉強も遊びもつまらなくなり自暴自棄に入るところである人に出会う。

高校2年埼玉選抜

人生の恩師と出会う

バスケットボール部のチームメートとの集合写真

高校2年の時にバスケ部顧問へ赴任してきた先生は元甲子園球児でTHE熱血野球教師。栗原正博先生は飯島康夫に心の教育を実施。『人間性があって初めて一流になる』『どれだけ叫んでも、どれだけ怒っても相手に伝わってないなら言ってないのと同じだ』『いつ誰とでも心のキャッチボールをしなさい』『知識と経験は後からいくらでも付いてくる』数々の名言と困難を与え20人いた部員はついに2人に。飯島康夫は埼玉選抜に選ばれるまでに。

大学へ進学

千葉県代表として日本一に

千葉県代表のユニフォーム姿の飯島康夫

元日本代表キャプテン岡村憲司と出会い、バスケットボールの基礎を学び、千葉県の国体県選抜に選ばれ若手としてチームを日本一に導く。5対5の知識を教えて頂き、千葉県で一番点を取る選手に成長。千葉県決勝戦は50得点を記録。これをきっかけに国内プロチームから声がかかるも、世界へ挑戦したい自分の気持ちに従うことに。

23歳

恩師の存在『書道家・栗原正峰』

体が大きい外国人のチームメートと試合中ベンチに座っている飯島康夫

大学で日本一になった事をきっかけに、世界(アメリカ)で活躍する事を恩師と2人で目指し始めます。しかし、渡米する資金もバスケを続ける環境もなかった自分に恩師の紹介でたくさんの会社の社長さんにお会いさせて頂き、自分で作成したプレゼン資料をもとに懇願し続けました。何十人とお会いする中で答えは必ず『NO』でした。そして最後にお会いした社長さんから言われた言葉が『君の言っている事はお金ちょうだいだよ』その言葉を聞き、我に帰り、今まで自分のためにやっていたバスケットボールを見直し、誰かのためにやるバスケットボールに変え、本質は何か考え始めました。人に頼るのではなく自分の意思で動く事を決め、その日恩師に電話をし『先生、お金無いけど、片道の飛行機費用はあります。違法だけど、アメリカで働きながらでも活動します。まずは行かなきゃダメですよね。自分行ってきます』すると先生は『わかった。でも、明日会う人がいるから少し待っててくれ』次の日恩師から電話が入り『康夫、渡米出来るぞ』話を聞くと、秩父の住職さんに飯島康夫の話をしてくださり『そういう事なら先生の書を売って下さい。それを渡米資金にしたら良い』翌月に1,100,000円が振り込まれ、そして渡米が決まりました。その後に先生は言いました。『康夫の決断した気持ちが人とお金を動かしたんだよ』

23ー25歳

単身アメリカで世界が教えてくれた事

体が大きい外国人のチームメートと試合中ベンチに座っている飯島康夫

日本一となれば世界一へ。世界最高峰リーグNBAへの挑戦でアメリカマイナーリーグIBLの参戦。日本とは比べ物にならない程の多くの社会的弊害が待っていた。当然英語が話せずパスが来ない。試合に出れない。相手は2mの巨体で押し寄せてきた。心が砕けそうになった。。逆境こそ自分のやるべき事は何か考える事。それまで集合時間は選手達の一番最後に体育館に入り、練習ギリギリになって行動してた。その行動を改めて一番早く体育館に来てシュート練習をし始めた。試合に出れなくても、ベンチの後ろでずっとウォーミングアップをしていつでも試合に出れるように準備を徹底した。そして30秒でも1分だけでも試合に出場したら100%でシュートを決めると決意した。その想いは実り、少しずつ試合時間が増えた。最後の試合、6本のシュートを放ち全て決めた。確率は100%だった。いつどんな時でも逆境はやってくる。その時に自分のやるべき事は何か考えるべきだ。アメリカにそう教えてもらった。

26歳

日本へ帰国後『LEGEND』へ

3on3リーグLEGENDでMVPを受賞しトロフィーをもらい笑顔で振り向く飯島康夫

国内最大級の3on3リーグLEGENDは高校からバスケットボールを始めた飯島康夫にとって夢の舞台だった。地元のクラブチームで出会ったストリートボーラーという肩書きを持っていたMATSU選手に会った瞬間を今でも覚えている。"この人と同じ舞台でバスケしたい"その舞台が『LEGEND』だった。そのLEGENDでレギュラーシーズン優勝、グランドチャンピオンシップで優勝し総合優勝を獲得。その後、日本の今のBリーグにあたるプロ球団に所属し3x3プロリーグが始まり今に至る。

そして
今なお、挑戦し続けている

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