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高校からバスケットボールを始めて、やるからにはプロ選手になると決め、赤点ヤンキー高校生は練習に取り組み始めました。しかし、プロ選手になる夢を叶える方法は限られていました。

小さい頃からバスケットボールに触れて、中学・高校は全国大会に出場して、有名大学に特待生で入学し、インカレで活躍。コーチに気に入られないと試合に出れない。大きな組織の偉い人の言いなりにならなければ、その業界で活動するのは困難といった風習が根強くあることに気が付きました。

そのような社会に疑問を抱き、夢を実現させる後押しが出来る環境を整える為に渡米。渡米先では差別は当たり前で、日常的に監督からは無視され、チームメイトからパスが来ないなどあらゆる困難が待ち受けていました。ストレスで耳から血が出てきた事もありました。

それでも世の中を良くしたい思いで全力挨拶、試合中に試合に出れないことはわかりながらもベンチ裏でウォーミングアップやダッシュトレーニングをやり、試合に少しでも出た時は100%の確率でシュートを決めると誓って日々の練習に取り組み始めました。今自分に出来る事を全力でやり続けました。

そして、その日は訪れました。

試合のハーフタイム中にチームメイトが大きな声で"なぜ康夫を出さないんだ！"と、監督に言ってくれました。涙が出そうになったあの瞬間のことは、今でも脳裏にはっきり焼き付いています。それから30秒だった出場機会が3分、10分と次第に長くなり、最終的には30分以上コートに立ち続けられるようになりました。

そして最後の試合ではスリーポイントシュート2本、フリースロー4本、レイアップシュート1本、全てのシュートを100%の確率で終えることが出来ました。

夢を追うという事は口だけではどうにもならない大きな壁が出て来ます。その時にどのような心が備わっているのか。そして、そのような考え方や精神力を身に付ける事こそ人生を生きていくのはもちろん、夢を叶える大切な要素だと感じています。

株式会社YASUOJAPANでは、夢を追いかける人を全力で応援することを軸にさまざまな事業を展開していきます。

株式会社YASUOJAPAN
代表取締役　飯島 康夫